そして・・・なんちゃってシストレへ

自分でプログラムを組むのは難しい。かといって他人のプログラムをみんなで使うのは気が乗らない、だけどシストレはやってみたい、そういう人向けになんちゃってシストレが流行になってきた。

トラリピとかトライオートとかいうものである。他の会社もどんどん似たようなものをリリースし出した。なんちゃってシストレ大流行である。今や各社一押しのトレードツールではないだろうか。

なんちゃってシストレとはどんなものか?たとえば、段階的な指値の買い注文が出せて、その決済値段も最初から設定しておけるのである。この場合大きな幅を取ろうとしない。もし、値段がレンジ相場で、ある時期下がって、ある時期上がるということを繰り返したなら、その下げ過程でたくさんの買い注文が成立して、その買い注文が上げ相場で次から次へと利益確定されていく。こんな気持ちのいいことはない。

ただし、そのケースでも一方的にどんどん下がっていく相場展開や、どんどん上がって行く展開になったら通用しない、そのときはまた別のやり方を選択しなければいけないのだ。

このなんちゃってシストレをシステムトレードと呼ぶには抵抗がある。IF DONEやOCO注文という特殊な(そして便利な)注文手法を持っている会社が多いが、その進化形という位置づけが正しいのではないか。シストレというには物足りない。

ただ、ミラートレーダーなどと違って、自分でやっている感がある。そして、先ほども書いたが流れに乗ると連続して利益が上げられる。そのためには使う時期をよく選ばなければならない。

特殊注文ツールである。シストレと言ってしまうので誤解を招く。任せておけば利益が生まれるといった簡単なものではない。自分がそういった注文を出したいと思ったとき利用するととても便利だ。ただ、その手法を利用したらいつでも儲かると思って参加するなら、痛い眼にあうだろう。

私としてはこれらのものはシストレの枠から外したい。シストレとは基本的に全自動で利益が上がるかどうかを問うものである。用途が違うのである。