FXミラートレーダー比較ランキング|シストレ初心者入門

小次郎講師の「シストレブログ」 第9回

シストレは夢のツールか?

さて、現在のシストレ事情を8回に渡って書いてきた。シストレというものにそろそろ正しい認識を持っていただきたい。

一口にシストレと言っても、さまざまな形態がある。シストレは最先端のトレードツールとして大変役に立つものであるが、勘違いしないでほしいことがある。何も考えずに適当に選んで、ぱっと使って、そしたら勝手に大儲けしてくれる夢のツールではない。そう思っている人は大いに裏切られるだろう。

しっかりとした目的を持って、目的にあうシストレを選ぶ。そしてその目的に合うシストレにも使い方というものがあるのである。ここら辺、業者の宣伝もいかがなものかと思う部分があるが、使い方も知らずに利用して利益など上がるはずがないのである。

というと、なんだインチキ商品か、という方がいらっしゃる。

違う違う。時代はシストレだ。これからますますシストレは主流になっていくだろう。山のようにあるファンダメンタルを緻密に分析したり、複雑なチャート分析を駆使するよりはシストレの方がずっと簡単であることは間違いない。

ただしだ。使い方を知らずに使って儲かるものではないということだけは確認しておきたい。シストレをどう有効活用するか、このことが問われている。

小次郎講師の「シストレブログ」 第8回

そして・・・なんちゃってシストレへ

自分でプログラムを組むのは難しい。かといって他人のプログラムをみんなで使うのは気が乗らない、だけどシストレはやってみたい、そういう人向けになんちゃってシストレが流行になってきた。

トラリピとかトライオートとかいうものである。他の会社もどんどん似たようなものをリリースし出した。なんちゃってシストレ大流行である。今や各社一押しのトレードツールではないだろうか。

なんちゃってシストレとはどんなものか?たとえば、段階的な指値の買い注文が出せて、その決済値段も最初から設定しておけるのである。この場合大きな幅を取ろうとしない。もし、値段がレンジ相場で、ある時期下がって、ある時期上がるということを繰り返したなら、その下げ過程でたくさんの買い注文が成立して、その買い注文が上げ相場で次から次へと利益確定されていく。こんな気持ちのいいことはない。

ただし、そのケースでも一方的にどんどん下がっていく相場展開や、どんどん上がって行く展開になったら通用しない、そのときはまた別のやり方を選択しなければいけないのだ。

このなんちゃってシストレをシステムトレードと呼ぶには抵抗がある。IF DONEやOCO注文という特殊な(そして便利な)注文手法を持っている会社が多いが、その進化形という位置づけが正しいのではないか。シストレというには物足りない。

ただ、ミラートレーダーなどと違って、自分でやっている感がある。そして、先ほども書いたが流れに乗ると連続して利益が上げられる。そのためには使う時期をよく選ばなければならない。

特殊注文ツールである。シストレと言ってしまうので誤解を招く。任せておけば利益が生まれるといった簡単なものではない。自分がそういった注文を出したいと思ったとき利用するととても便利だ。ただ、その手法を利用したらいつでも儲かると思って参加するなら、痛い眼にあうだろう。

私としてはこれらのものはシストレの枠から外したい。シストレとは基本的に全自動で利益が上がるかどうかを問うものである。用途が違うのである。

小次郎講師の「シストレブログ」 第7回

ミラートレーダーの光と影

今回はミラートレーダーの死角について検証していきたい。

ミラートレーダーってなんだか競馬に似ていると言ったら怒られるだろうか。通常我々はいろいろな通貨ペアを上がるか下がるかを予想して売買する。そしてそれがあたったら利益というわけだ。ところがミラートレーダーはちょっと違う。我々は儲かるストラテジを過去の成績から予想して選ぶ。そのストラテジが頑張ってくれれば利益、期待に応えてくれなければマイナスというわけだ。

判断材料の第一は過去の成績。そして通貨ペアを参考にし、そのストラテジの説明に、簡単にそのストラテジの特徴が書いてる。ボリンジャーバンドとMACDを元にしたストラテジであるなどということが書いてある。そしてTスコアというトレージェンシー社が独自に査定したポイントがある。

まあ、判断の基準はほとんどが過去の成績、それを今月、3か月、半年、1年とランキングしていき、安定的に上位のものを選ぶ。ナンバー1のストラテジを選ぶ人が多いというのもよくわかる。

ところで、過去の成績がいいと言っても、今後の成績を保証してくれるわけではない。相場つきが変わってしまえば、過去に儲かっていたストラテジほどマイナスに変わる。これからの相場展開に使えるかはどんなロジックで売買シグナルを出しているかだ。ただ、ミラートレーダーはそのロジックを公開していない。もちろん非公開には正当な理由がある。みんなが一斉に使うストラテジのロジックが公開されていたら、狙われてしまうというわけだ。

確かにどこまで下がればロスカットするかがわかっていれば、狙われるだろう。非公開とすることに異議はない。が、しかし、それだけに、ミラートレーダーのストラテジがブラックボックスになってしまった。投資家は内容もわからないものを信じて買うしかないのである。

システムトレードと言う最先端の投資が、いちかばちかの競馬のように、勝ち馬予想になってしまったのがミラートレーダーの問題点だ。それでも勝てるなら問題がない。しかし、残念ながらランキングナンバー1のストラテジを使えば勝てるという話でもないようだ。

そこでポートフォリオと言って複数のストラテジを組み合わせて分散投資をすることを各社が薦めている。とするとそこでまた新たな疑問がおこる。最初から複数のストラテジを組み合わせて、お薦めとなるものを最初からひとつのストラテジに何故してくれないのか?

いろいろと悩ましいところはあるが、今もっとも注目を浴びているシストレであることは間違いない。

小次郎講師の「シストレブログ」 第6回

ミラートレーダーの光と影

MT4などで自分でプログラムを作れる人は、ほんの一握りの人だ。ほとんどの人がまずプログラム自体が書けないし、書けたとして、勝てるプログラムを作るとなると、さらにさらにハードルが高くなる。ということで基本的に一般トレーダーがシステムトレードのプログラムを作るのは無理だという話になる。

ところがニーズとしてはシステムトレードをしたいという人は山ほどいる。一般投資家は現状の裁量トレードにもう限界を感じているのだ。プロに、勝てるトレードプラグラムを作ってもらい、それをそのまま利用したいという人が多数いる。

そこでそのプログラム自体もトレードツールの中にあらかじめ用意しておきましょうというのがミラートレーダーだ。イスラエルのトレージェンシー社開発のFXツール、ミラートレーダーでは、そのプログラムのことをストラテジと呼ぶ。

ミラートレーダーは日本でも提供しているFX会社が多数ある。現時点で一般投資家が手軽にシステムトレードをしたいと思ったとき、もっとも有効な選択肢かもしれない。

ストラテジは提供する会社によって数が違うが、どの取扱い会社も300以上のストラテジを用意している。しかも、それぞれのストラテジの過去の成績がすぐに見られるようになっているし、ランキングでも表示されている。

その成績はフォワードテストで示されている。シストレのプログラムを検証するときに、バックテストとフォワードテストというのがある。バックテストとは過去のレートを使ってプログラムを走らせ、あの時買って、この時売ってと調べて成績を出すやり方である。有効でないとは言わないが、実際に売買しているわけではないので、あくまで参考にしかならない。それに対し、フォワードテストとは、そのプログラム(ストラテジ)が運用されだしてから、実際にどういう結果だったのかが記されているのである。ということは信頼度が高い。

一般トレーダーは、数あるストラテジの中から自分にあったものを選ぶだけ、後はそのストラテジが勝手に売買してくれる。何よりMT4のような自動売買ツール
と一番違う点は、サーバー型と言って、そのストラテジが稼働するのは取扱い業者のコンピューターシステムの中だということだ。ということで、自分のパソコンの電源を落としてもミラートレーダーのストラテジは動き続ける。自分でそのストラテジの利用をやめるという設定をするまで、放っておいても動き続けるのだ。サーバーが業者側ということは、自分のPCのエラー等の心配をする必要がないということになる。

いろいろな意味でよく考えられたシステムである。さて、そのミラートレーダー、死角はないのか、次回検証していきたい。

小次郎講師の「シストレブログ」 第5回

MT4等の使用料の問題

日本ではツールや情報をFX会社がただで提供してくれる。こんなことが当たり前になったが、世界で、そんな国は日本くらいである。情報には情報料、ツールには使用料がかかるのが諸外国では常識なのである。

例えばチャートソフトひとつとっても海外では標準ではついていない。自分で必要と思えば購入するのである。なんてサービスが悪い、そして日本はなんてサービスがいいと思うが、果たしてそうだろうか?情報もツールも元手がかかっている。それをただで提供するとどうなるだろうか?ただより怖いものはないというが、それがFX会社の経営を圧迫していることはわかると思われる。私は適正な使用料はとるべきだと思っている。そして投資家は自分が必要とするツールだけを選べばいいのである。

FXではいつの間にかほとんどの会社で手数料がゼロ円となった。そしてスプレッドは縮小競争で今や信じられないくらい狭いスプレッドが登場している。はたして業者はどこで儲けているのだろう。真面目な話、FXというビジネスが全然儲からないビジネスになっているとしたら、投資家だけが狭いスプレッドを喜んでいいのだろうか?やがては取引している会社の破たんや撤退につながりかねない。

そんな中で一部の会社は大きな収益を上げている。そういった会社に限って、手数料はゼロでスプレッドは極小なのだ。とすると、どこで収益を上げているのだろう。やはりそれは投資家からとられているのかもしれない。気づかれにくい形で。気づかれにくい形で取られるくらいなら、最初から明確に手数料いくらの方がいいような気がするのだが、違うだろうか?

さて、MT4の続きである。MT4はロシアの会社メタクオーツ社が開発したFXトレード用ソフト。これを日本のFX業者はメタクオーツ社に高い利用料を払って自社の顧客に提供している。しかし、利用者にはただで提供している。ということになっている。あれだけ高性能の人気のあるツールが安いはずがない。高いお金を払って用意したツールを本当にただで提供しているのだろうか?

前にも説明したが、実はほとんどの会社でただではないのである。スプレッドの中にその利用料を上乗せしているのだ。通常のその会社のレートに比べ、MT4を利用する場合はスプレッドが広くなっているのである。そして、それが利用料となっている。そのことをよく認識しなければいけない。

いや、最近はMT4業者でもスプレッドが狭い会社がある。確かに。しかし、メタクオーツ社に高いお金を払わなくてはいけないのはどの会社も変わらないのだ。とすると、そこには目に見えない使用料がどこかでこっそりと徴収されているのかもしれない。目に見えない手数料は目に見える手数料よりよほど怖い。

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